カラーコンタクトについて
2017.06.28

花飾り今やほとんどの若い女性が利用しているといっても過言ではないカラーコンタクトレンズ。度付きの製品や度の無いタイプまで、様々なカラーバリエーションで瞳を大きくしたりと今やメイクアップ製品の一つとして利用されるようになっています。
そんな本来のコンタクトレンズの機能にメイク用品として一線を画す用途としても利用されるカラーコンタクトレンズですが、実は今大きな病気を引き起こす事で問題になっているんです。コンタクトレンズの一種であるカラーコンタクトレンズも、コンタクトレンズの一種ではあるものの其のほとんどが、本来のコンタクトより品質や機能が劣るという事はあまり知られていません。高度管理医療機器である最近のコンタクトレンズであれば、眼にかける負担が少しでも減るように酸素透過性の高い素材を利用し、厳しい安全基準の元、見る機能を最大限に生かすために製品が製造されています。
一方でカラーコンタクトレンズの場合は、おしゃれを目的として開発されている物が多く一般的なコンタクトレンズとは程遠い酸素透過性の低いpolymaconという素材を利用している事が非常に多くカラーコンタクトレンズの激安商品やコンタクトレンズの通販で販売されている物の大半を占めています。特に眼球にフィットするカーブ形状、中心の厚みやレンズ径等、専門医からすれば失明希望者とも揶揄されるほど品質管理がずさんな製品も非常に多く販売されている問題があります。最前部にカラーが載せられているカラーコンタクトレンズも多く、印刷面のコーティングが不十分なため凹凸が発生しやすく気が付いた時には眼の角膜がボロボロになっている20代が非常に多い事から眼科医の間では問題視されています。
最近では医師の判断無しでカラーコンタクトレンズを激安店や、コンタクトレンズの通販店で購入しトラブルを起こす患者も多く、その場合の診療を拒否する(責任の所在が患者にある場合治療しても再発させる為)眼科医も出て来ているほどです。おしゃれには絶対必要という患者さんの多くは眼が異常だと気が付いた時に来院し、その後装着に問題無くなれば二度目に通院する事もなく治療もやめてしまうため、医師側もその場の対処しかできず失明しても責任は持てないと考える医師も少なくありません。
ですが、最初から自分勝手な判断をせず眼科でしっかり診断をしてもらい、適切なカラーコンタクトレンズを医師の判断の元、自身の眼球の大きさや丸みに合わせたレンズを選び、注意点や管理の方法を理解した後着用し、定期的に通院するなどすればリスクは軽減されます。
コンタクトは眼に装着し像を正確に映す非常に高度な医療機器のため、正式には高度管理医療機器の扱いで、腎臓が悪い人が生きるために使う人工透析に使う機器と同じ、体へのリスクが高いとされるクラスIII類(Ⅰ~Ⅳ類 最高リスクはⅣ類)に指定されている医療機器です。そこにおしゃれ性を求めるべきかは、利用するユーザーが判断する事となりますが、販売する側は当然リスクについては説明をせず安心感をひたすら与えますが、一方で何故眼科専門医の多くがカラーコンタクトレンズに警鐘を鳴らしているのかを理解する事で、自分の眼を守る事にもつながるのは間違いありません。

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